眠っていて目が覚めた時に突然、首から肩にかけて痛みが出ることがあります。

これがいわゆる「寝違え」と呼ばれるものです。

一度寝違えると２，３日痛みが続くことがあり、その痛みの程度は様々です。

痛みはあるものの、レントゲン検査などで「骨の異常」が見つかることはほとんどありません。

寝違えは痛みはあるものの、検査や画像診断で異常がないというのが一般的です。

そのため原因ははっきりと解明されていませんが、

・睡眠中の不自然な姿勢による血液の不足(阻血)

・スポーツや疲労による一部の筋肉の痙攣

・頸椎の炎症

・上肢の使い過ぎ

・同じ姿勢で長時間いる

などが考えられています。

寝違えを起こす原因の大元は「姿勢」と私たちは考えています。

何度も繰り返す寝違えは、日常生活や仕事、睡眠時に悪い姿勢をとる癖がついてしまっている可能性があります。

悪い姿勢が原因で首から肩甲骨にかけての柔軟性を低下させたり、血液循環不良を起こさせていることも考えられます。

これらは首の痛みだけでなく、頭痛や指先のしびれの原因にもなります。

痛みが出ているときは、痛めている部位周辺で炎症が起きている可能性があります。

その際は無理に触ってしまったり、温めたりすると悪化してしまうかもしれません。

なるべく早くご来院されることをおすすめいたします。

寝違えを繰り返さないように「姿勢の改善」をしていきましょう。

深層の筋肉のコリや骨盤の歪み、筋力不足、柔軟性不足など患者様一人一人によって違う姿勢の崩れの原因を探し、ただもみほぐすだけでなく、根本から改善させていきます。