股関節痛とは、その名の通り股関節に痛みが出る疾患のことを言います。股関節痛を引き起こす原因の裏には、様々な疾患が隠れている場合があります。

股関節は、体の中で最も大きな関節で、歩く、立つ、座るなどの動作時や、スポーツ活動をする上で重要な関節です。その造りは、太ももの骨(大腿骨)の一番上の端にある丸い部分(大腿骨頭)が骨盤のくぼみ(寛骨臼)にはまり込むような構造になっています。その丸い部分がくぼみにはまるという構造により、足を様々な方向に動かすことができます。

また、形成する筋肉も非常に多く、いくつかの筋肉が連動して動く仕組みになっています。

そのため、股関節に痛みや違和感などが生じると、さまざまな動きに支障が出て、日常生活のレベルも低下します。また、股関節痛によって生じる日常生活の運動量の低下が、「寝たきり」の原因になってしまう可能性もあるので注意が必要です。

横浜市保土ヶ谷区メディカル・ブルー整骨院では、痛みの改善を図り、生活の質を落とさないための施術を行います。

横浜市保土ヶ谷区メディカル・ブルー整骨院では、股関節痛には様々な原因があると考えています。

以下が、原因となりうる疾患の代表的なものです。

スポーツ外傷・障害が原因

「鼠径部痛症候群」

サッカーや陸上、ラグビーなどスポーツ中に股関節や鼠径部(股関節の付け根)、太ももの内側に痛みが出るのが特徴です。

症状としては、股関節の前を伸ばしたり、股関節を広げるような動きで痛みが誘発されます。股関節周りの動きが悪くなったり、筋力の低下も見られます。下半身の怪我や、スポーツによる使い過ぎなどによって、柔軟性や筋力の低下が起こり、痛みを引き起こす原因になると考えられています。

予防には、股関節周囲の筋肉を柔らかくするストレッチ、体幹や股関節周囲の筋肉のトレーニングなどがあげられます。

加齢や肥満、転倒などが原因

「変形性股関節症」

関節の軟骨が擦り減ってしまい、股関節の凹側が変形してしまう状態です。

擦り減ってしまう主な原因として

・体重の増加による、股関節の負担の増大

・加齢

が挙げられます。

症状として、最初は立ち上がりや歩き始めに脚の付け根に痛みを感じます。

進行すると、痛みが強くなり、場合によっては常に痛みが出るようになったり、夜間痛などの症状が出てきます。

「大腿骨頚部骨折」

「大腿骨頚部」は脚の骨の股関節との接続部位のことです。ここは、転倒や転落の時に負担がかかりやすく骨折しやすい部位です。骨粗鬆症によって骨がもろくなった高齢の方に多く見られるのが特徴です。

症状として、股関節の痛みがあり、ほとんどの場合、立つことや歩くことができなくなります。

安静期間中で動けないうちに、運動の機能がおちて寝たきりや認知症などの原因になってしまう可能性があり、病院にて手術、リハビリを行なうことが必要です。

先天性疾患が原因

「臼蓋形成不全」

生まれつき股関節のお皿(臼蓋)が小さく、股関節に負担がかかりやすくなっている状態のことです。臼蓋形成不全では、股関節の脱臼や亜脱臼が生じることで、脚の長さに違いが生じることがあります。

症状としては、跛行(足をかばって、引きずるような歩行)が見られたり、股関節痛が生じます。

臼蓋形成不全は、年齢を重ねていくことによって、「変形性股関節症」への移行率が高くなっていきます。

病院では、痛みがなくなるまで安静にする、運動処方(肥満防止・改善、減量、股関節周りの筋力トレーニングなど)、痛み止めの注射、薬の処方、症状がひどい場合には手術が行われます。

しかし、これでは一時的に痛みを抑えることはできますが、痛みが出てしまった根本の原因を改善することはできません。

また、痛みが激しいと安静が推奨されます。しかし安静を続け過ぎると、股関節周りの筋力が低下し、日常生活に支障が出ることがあります。

横浜市保土ヶ谷区メディカル・ブルー整骨院では、股関節の痛みの原因に姿勢不良があると考えています。骨盤の歪みや姿勢不良により体のバランスが崩れてしまい、股関節に負担がかかりやすい姿勢を作り出しているのです。

姿勢の崩れる原因は患者様によって異なります。横浜市保土ヶ谷区メディカル・ブルー整骨院ではお客様1人1人にあった施術の提案を目指しています。患者様のお話をしっかりと伺い、患者様に合った施術プランを提案させていただきます。

徒手による施術だけでなく、筋力の低下を予防やスポーツでパフォーマンスを向上させるためのトレーニング、ストレッチなども行なっていきます。

股関節の痛みでお困りの方は、ぜひ一度横浜市保土ヶ谷区メディカル・ブルー整骨院にご来院ください。